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自己インダクタンスの単位にはヘンリー(単位記号H)を使う。
この自己インダクタンスはコイルの形、巻数及び磁路の透磁率等に関係する。
自己インダクタンスLは(2・13)式から

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このことは1〔H〕の大きさは電流が1秒〔s〕間に1〔A〕の割合で変化するとき、1〔V〕の起電力を生じる回路の自己インダクタンスに相当する。
〔例題〕コイルに20〔A〕の電流を流し、0.12秒間に0にすれば、コイルには60〔V〕の起電力を生ずる。このコイルのインダクタンスを求めよ。

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この意味は「回路の自己インダクタンスLは、その回路に1〔A〕の電流を流したときの磁束鎖交数に等しい」ということである。
〔例題〕巻数Nが100のコイルに、2(A)の電流を流したら、コイル中0,001〔Wb〕の磁束Φが生じた。このコイルのインダクタンスLは何〔H〕か。

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2・8 相互誘導・相互インダクタンス

2・8・1相互誘導
図2・20において一次コイル(P)に電流I1を流せば磁束Φ1ができ、Φ1の一部は近くの二次コイル(S)に鎖交する。この場合交流電流のようなI1が変

 

 

 

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